ブレイントラスト

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20年前からZ世代

Z世代とは、アメリカ合衆国英語圏、日本などにおいて

概ね1990年代中盤から2000年代終盤までに生まれた世代の事です。

Z世代は、一般的に1996年から2010年ごろにかけて誕生した人たちとされ

2021年現在で25歳~11歳という年齢に属します。


Z世代という言葉自体はアメリカで生まれ、その前のX世代(1965年~1980年生まれ)

Y世代(1981~1995年生まれ)と呼ばれた世代に続くものとして名付けられました。

 

Z世代は、2020年の時点で世界の人口の約4分の1に及んでいます。

高齢化が進み若年人口の少ない日本と異なり

アメリカではZ世代がすでに消費の主役となっています。

そしてZ世代の割合があまり多くない日本でも

企業のマーケティングの対象として近年注目が集まっています。


生まれた時からインターネットが身近にあるのはもちろん

ガラケーではなくスマートフォンそしてコミュニケーションツールとしてSNSがあり

これらを当たり前のように使いこなしているのがZ世代です。

そこからZ世代は「ソーシャルネイティブ」や

スマホネイティブ」といった呼ばれかたをすることもあります。

 

Z世代は幼い頃から複数のSNSを使いこなし

世界中の膨大な情報にアクセスできる環境に置かれているため

さまざまな価値観に触れて育っています。

多様性を当たり前のこととして受け入れており

自分らしさを尊重する傾向が強いのはそのためだと考えられます。


一方で所有することに強いこだわりがなく

「モノ消費」よりも体験を重視する「コト消費」に関心を持つこと

さらにはコストパフォーマンスを大事にする傾向もあります。

個性の尊重がベースにあるため、高価なブランドよりも

自分が気に入ったものやオリジナリティに魅力を感じています。

Z世代にとって自分のペースで居心地のいい時間を楽しむこと

つまり自分らしくあることが大切だ、ということを示しています。

 

Z世代ではSNSが生活に密着しており

情報収集やコミュニケーションに当然のように使用しています。

Twitter」「Instagram」「TikTok」など複数のサービスを特長に合わせて使いこなし

友達や趣味などによってアカウントを使い分けることも自然に行っています。

デジタルは生活の一部であり、新しい機能やデバイスにもすぐに順応していきます。


人とつながること、面白いと思ったことや感動を共有することを大切にし

世界中の膨大な情報から自分のための情報をつかむことに長けています。

さらに自己承認欲求が高いこともあり、自分スタイルの発信者として

ひとりひとりがインフルエンサーとなり得る資質を持っています。

趣味や個人的な事だけでなく、地球上で起こっている環境問題などにも関心を持ち

自分の意見をSNSを通じて発信する人が多いのも特徴です。

 

Z世代は多様性の文化になじみ、その中で自分らしさを大切にしたいと考える世代です。

そして共働き世帯数が専業主婦世帯数を上回った時代に

暮らし懸命に働く親を見ているためか

 

理不尽な命令や自分に合わない価値観を

押し付けられることに納得できない傾向があります。


その一方で、彼らは疑問や問題点をすぐにネットで検索し

解決できる環境で育ってきました。

こうした点から、企業側では疑問や問題を気軽に確認したり相談して解決へとつなげられる

オープンな関係と環境を用意することが大切だといえるでしょう。


また、Z世代はマイペースかつ個人主義中心ではあるものの

他者とのつながりも大事にします。

よって、会社の目指す理念や取り組みに共感できるかどうかかも重視します。

 

学校教育の中でこれらの問題が扱われてきたこともあり

環境問題を自分たちの将来に関わる大きな課題として捉えています。

そして違和感や疑問を感じれば、得意とするSNSを通じて同じ考えを持った人や

もっと深く学びを与えてくれる人に出会うことができます。

Z世代にとって、SDGsは興味がある人だけがアクセスする情報ではありません。

学校で勉強したり、インターンサステナブルな活動を行ったりなど

自然に学ぶ機会が持てるテーマになっています。

これまでの表現に加えて、Z世代は「SDGsネイティブ」と言うこともできそうです。

Z世代はSNSを通じて、他者の価値観や趣味、ファッションなどの個性を認め合い

仲間同士のつながりを大切にしています。

ダイバーシティ(多様性)があることが前提であり

違いは受け入れて尊重し合うものという考え方を持っています。


Z世代においては、LGBTQ+の人々に対する偏見排除や

ジェンダー平等などへの関心が、他の世代よりも明らかに高くなっています。

人種差別への抗議を呼びかけた「#BlackLivesMatter」など

社会的マイノリティの権利について

ハッシュタグを付けてSNSで発信する人も多く見られます。

この世代の若者が好きです。

やっと時代が追い付いた感があります。 

だから、共感できるし、彼らはとても頼もしい存在です。

渋谷より、銀座が好き。

スカイツリーより、東京タワーが好き。

コンランより、赤木野々花が好き。

ウィンドウズより、GO TO が好き。

Lisaより、南沙織が好き。

緑黄色社会より、バービーボーイズが好きなんです!

昭和世代だけど

20年前から「Z世代」やっていますので!