東京OneNote 1
6月8日、東京に行った目的は、遊び半分、仕事半分だった。
知人の車で、9時間のドライブ。
飛行機や新幹線よりも、景色を眺めながら道を走る方が好きだ。
名古屋の夜景は素晴らしく、コンビナートや街並みが、鏡の様に伊勢湾に写り込む。
午前4時に横浜でスーパー銭湯に入って、出迎えてくれたヤクザの社長のマンションで一泊。
何故かヤクザさんとは御縁が有って、松江の会社の専務もヤクザの親分だ。
静かに動き出した電車で、新宿まで30分。
車窓から、梅雨入りした高層ビル群が雲に煙っていた。
新宿駅に到着したのは、午後5時頃だった。
南口はデートスポットらしい。素敵な女性がスマホで待ち合わせしている。
東京は変わり続ける街だと言う事は、新宿でも直ぐ解る。
まるで、洗練されたニューヨークの様に変貌しているじゃ無いか。
「東京は夜の八時」嫌いな歌では無い。
此れから泊まる宿を探す。
一人旅の気楽さは、気分の赴く儘に動ける事だ。
カーキ色のシルクのシャツにdieselのGパン、赤いスニーカーと黒のリュック。
自分に正直に、困った人を助け、ごみを拾い、間違いを正す。
さあ、有るが儘の自分で、東京を楽しもう。