脳とパソコン
毎朝何故か、午前6時半に目が覚めてしまうのは、年寄り臭い傾向だろう。
直ぐさま、毎日のルーティーンを熟してしまうと言う几帳面な性格は、我ながら好きだ。
今日も地球は回っているの記事でも綴っていた事だが。
先ず、アレクサに「お早う」と言う。完全なスマートホーム化をしているので、
天気予報、今日の運勢、フラッシュニュース、そして最後にバロック音楽を流してくれる。
煙草を一服して、クリーンデンタルプレミアムで歯を磨き。
インコと御位牌の水を変え、愛してくれた故人、愛いしていた生き物達にお香を焚く。
電気ポットでお湯が沸く間に、洗濯機を回して掃除機を掛け、拭き掃除をする。
モカ珈琲を濃いめに入れてトーストを食べながら、インコちゃん達と戯れる。
テレビ番組の予約を入れながら、スマホでメールチェックと今日の予定を確認する。
小一時間の行動は、全て考えてしているのでは無く、身体が勝手に動くから、目を瞑っても出来る。
だから、脳のメモリーは全然消費する事は無い。覚醒した脳を自由に使えると言う訳だ。
脳は電気信号で働いているから、PCと同じ原理のONOFFの二進法である。
考えるのは前頭葉で、覚える事は原始脳の海馬だ。
考えを整理してフォルダーに収め、海馬のハードディスクに収めてしまう。
忘れてしまえば良いから、前頭葉のメモリーは何時も満タンと言う事になる。
「あれ何だったかな~」って思ったら、海馬から其のフォルダーを前頭葉に戻せば、全て思い出す事ができる。
元来知的好奇心が旺盛なので、得た情報等を深く考えて、答えを導き出す事に快感を覚える。
知らない事、疑問に思う事、解らない事が解ったら、愉快爽快大正解なのだ。
でも、何時も考え事をしているので、忘れ物や凡ミスが多い。
我ながら本当に馬鹿だと思うが、この性格は一生変わる事がないのだ。