もったいない
あゝもったいない、もったいない。
節約は美徳だから、常に実践しています。
賞味期限が来る食品を買う。
古着を買う、売る。
自転車で移動する。
日帰り温泉を半額で入浴する。
銀行振込も買い物も全部スマホ。ポイントもゲット。
タバコは煙管で刻み煙草を吸う。
家電は全てスマートホーム。
家庭菜園で野菜を作る。
魚を釣り、キノコを採り、お米と交換する。
余った血は献血をする。
焼かれる前に検体登録をする。
「もったいない」という言葉には
「物の価値を十分に生かしきれておらず、無駄になっている状態を惜しむ」意味があります。
環境3Rである「Reduce(ゴミ削減)」、「Reuse(再利用)」、「Recycle(再資源化)」に加えて、「Respect(敬意を払う、尊敬)」の概念をたった一言で表せる「もったいない」。
まだ使えるけれど、不要となったモノ。
捨てるにはもったいないモノ。
捨てるには忍びないモノ。
まだ活躍できるモノをお引き受けし、新たな活躍場所を見つけること。
新たな活躍場所へ送るために、必要な命を吹き込む作業を行うこと。
如何にお金を掛けずに豊かな生活が出来るか。
「もったいない」は、本当に美しい言葉です。
まだ活躍できる障がい者に、新たな活躍場所を見つけること。
大切な命を愛おしみ、小さな幸せを見つけること。
捨てるにはもったいない命。
「もったいない」は、心を育む。
日本から生まれた「もったいない」は、世界をつなげる「MOTTAINAI」へ。
自然や物や人を大切にするこの「心」が、世界中に広がりますように。